夏のお弁当にアレが意外に良かった(今週のお題)
最近お昼はずっとお弁当です。出先の近辺にあまり食べる所が無いことと節約が主な理由です。前の日の残りを持って行く事もあれば、簡単にできるものを料理して持って行く事もあります。
夏のある日、家族が「今日は冷やし中華にしよう」と言いました。ん?と思いましたが、特に何も準備していなかったので、任せる事に。
これが、中々良かったんです。結局今年の夏は何度か冷やし中華弁当を持って行きました。麺は2、3分茹でれば良いので意外に時間がかからず、具も有り合わせのもので大丈夫です。一般的なのはきゅうり、トマト、卵、鶏肉などですが、肉は豚肉にしたこともありました。肉以外でほエビも合いました。白髪ネギでも大丈夫ですし、変わったところではモロヘイヤを具にした事もあります。ポイントはスープを食べる直前にかけて、麺と具に良く馴染ませる事くらいでしょうか。
今年はもう機会が無さそうですが、来年も具をいろいろ考えてみたいと思います。今年は写真撮り損なったので写真も。
本来Hunter's Moonだそうですが
月の話続きですが、この時期の満月、北米では本来表題のように呼びますが、今年はHarvest Moonだそうです。秋分の日に一番近い満月の時にこう呼ばれるそうです。1970年から2050までの間の確率は通常3年に1回なんだそうですが、過去では1990年から98年まで、未来では2028年から36年まで8年続く事もあるようです。収穫のピークの時期にこの月の光を頼りに遅くまで農作業をする事が名前の由来になっているようです。日本のお月見とはだだいぶ趣が異なりますね。
中秋の名月は満月じゃない?
今日は旧暦の八月十五日です。と言う事で中秋の名月なんですが、実は月齢は13.9です。満月ではありません。 こういう事態が発生するのは、旧暦の一日と言うのは朔、つまり新月の発生する日なんですが、日の出前に発生する場合もあれば、日の入り後に発生する場合もあるから、と言う事のようです。零時一分に発生する場合と二十三時五十九分に発生する場合とでは、以降の月齢がほぼ一日変わってくる訳ですね。 今夜は晴れてきれいに月が見えましたが、しばらくして雲に隠れてしまいました。満月の明後日は天気が下り坂のようですから、今日の月を愛でるのが正解のようです。 ちなみに、仲秋は八月を意味し、中秋は秋のちょうど真ん中を意味します。本来は中秋の名月が正しいようですが、今は仲秋の名月も普通に使われるようです。
江戸川乱歩の原作より面白い増村保造の盲獣
江戸川乱歩に盲獣と言う作品があります。盲人の触覚に対する執着を触覚の芸術と称して描いた作品ですが、はっきり言ってあまり芸術的ではありません。大衆雑誌に連載されたもののようで、どちらかと言うとグロの要素が大きい作品です。
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本の挿絵はかなり古いスタイルの絵だと思いますが、映画はセットがシンプルなせいか古さを感じません。機会があったら見て見て下さい。
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雪の窯珈琲屋@船堀
船堀のタワーホールに演奏会を聴きに行った時に、開演まで時間が空いたのでFOURSQUAREでカフェを探し、表題の店に行きました。いつもあまり行かない所にある店です。マンションの1階にある店で、結構お客さんがいました。
頼んだもの
コーヒー 400円
雪の窯珈琲というのも有るようですが、訪れた時間にはまだ提供がありませんでした。でもこの珈琲でも充分美味しいです。「これからお淹れします」と、スタッフが声をかけてくれます。
ヘーゼルナッツのジェラート 300円
珈琲に合うと思って頼みましたが正解でした。珈琲の香りとヘーゼルナッツ風味が良く合いました。
オペレーションその他
前金制です。外にも席があるからだと思います。 雰囲気も中々良いです。
ピザも美味しいようで、頼んでいる人が多かったようです。次に行ったら頼んでみたいです。
タワーホールの裏口?に相当する入り口から意外に近いので、穴場かもしれません。アド街ック天国の船堀編で紹介されなかったのが不思議です。
タイトルが思い出せない星新一の作品(今週のお題「読書の秋」)
星新一の作品を最初に読んだのは中学生の頃だったと思います。友達が貸してくれた文庫本、一つ一つの話が短いのであっという間に読んでしまいました。独特のユーモアの効いた作品、たまに読みたくなります。
この借りた本の最初に収録されていた作品は、こんなあらすじでした。
ある日、宇宙からの未確認飛行物体が地上に落下します。落下地点が人気のない所だったため、時の政府はこの事件を隠蔽する事にします。落下地点は何事もなかったように整備し、目撃者は洗脳して幻だったと思い込ませます。 そうして全てが忘却の彼方に消え去ったある日、宇宙からの未確認飛行物体が地上に落下します。
読んだ時は思わずニヤリとしましたが、なんだか今は本当にこんな事が起こっているように思えてしまい、笑えません。
で、タイトルにも書いていますが、この作品のタイトルがどうしても思い出せないのです。この後にいくつか作品集を読んでいますが、この作品に巡り合いません。
どなたかタイトルがわかったらコメントかtwitterで教えてください。よろしくお願いします。
文学は不要か?(今週のお題「読書の秋」)
少し前ですけど、大学から人文系の学部を無くす、と言うニュースがありました。その後この話がどうなったのかわかりませんが、こういう事を言うのは多分あまり本を読まない人たちなんだと思います。
ロミオとジュリエットで描かれる、親同士の争いに悩む恋人たちの姿を見て、共感を覚える人は少なからずいるのではないでしょうか。
ラスコリニコフの行為は確かに犯罪です。しかし彼が犯罪を犯すに至った経緯を見ると、その原因となった貧困や格差は現代にも確実に存在します。
そのラスコリニコフの心を動かすソーニャの姿。この人物像はドストエフスキーの理想を描いたものかも知れませんが、読む側にも希望を与えてくれる存在です。
また、幻の馬車で飲んだくれの駄目男を気にかけるシスターの姿はまさしくすべての母親の姿です。
どの登場人物にも作者の吹き込んだ命があります。その命が失われない限り、文学の存在意義も失われません。