文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

いつもは捨てるものだが

家族が最近フルーツ酢を作っています。果物と砂糖をりんご酢で漬け込みます。 常温で1週間くらい置いておけば出来上がりです。 水や牛乳などで割って飲みます。漬け込んだフルーツの香りがします。 人口的な甘味料などが入らないので安心して飲めます。

今作っているのはこれです。何だか分かりますか。

これ、パイナップルの芯なんです。 ちょうどパイナップルが宅配で届いて、パイナップル酢を作ろうという事になり、 最初は少し果肉を入れようかと思ったのですが、芯の所も意外に良い香りがしたのでこれだけで作って見る事にしました。

試しに飲んで見ましたが、予想よりもパイナップルの香りがします。

これまでは捨てるだけだったパイナップルの芯を活用できる事がわかったのは収穫でした。

南国っぽい香りがするのでこれからの季節にぴったりです。

清洲橋醸造場で清澄アンバー

今週のお題は終わってしまいましたがまだゴールデンウィークネタです。

先日清澄庭園に行った後でこちらに行きました。

隅田川添いにある、ウッドデッキのあるホテルに併設された醸造場です。

レストランの方はPITMANSという名前です。席はまだ空いてましたが予約が入っていて利用できないとのこと。

北関東でひょうが降った日で、こちらも風が非常に強かったのですが、ウッドデッキでさっとビールをいただいて帰る事にしました。

頼んだもの

清澄アンバー

上記のとおり、風が非常に強かったので、写真は断念しました。紹介ページのリンクを貼っておきます。

あらためてご紹介「清澄アンバー」編(PITMANS)

各種モルトブレンドされ、複雑でなかなか味わい深いビールです。江東区内に醸造場が増えるのは良い事だと思いました。

強風の中で飲むビールもなかなか乙なものですが、せめて予約の宴会が始まるまで中の席で飲めれば良いなあと思いました。そしたら簡単なおつまみくらいは頼んだのですが。

ウッドデッキからはスカイツリーも見えます。

ONTAP/Edo Tokyo Beer

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

今年のゴールデンウィークは近場でうろうろしていました。

そのうろうろした場所のひとつ、江東区内に最近オープンした醸造所です。

ちょっと電車の駅からは歩きますが、都営バス東22の扇橋二丁目のバス停が近くです。

建物はまだ外装工事中でした。しばらく廃屋だった事もあり、よく見ないと営業しているかどうかわかりません。我々が覗いていたら中から声をかけてくれました。

頼んだもの

江戸東京ビール

江東区で醸造されたビール#realale

ここで最初に醸造された記念すべきビールです。上面発酵方式で醸造されており、炭酸を加えていません。クリーミーで自然な泡、コクのある飲み口が印象的でした。

レヴェレンドナッツ ハードサイダー

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これはアメリカ、オレゴン産。シードルにホップを加えたもの。こちらはきりりとした辛口。ゆくゆくはオリジナルのビールだけでやっていきたいとのことでしたが、こういう他では飲めないものは残してもらいたいと思いました。

スモークベーコン

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ハーフサイズでした。意外に厚切り。これも良い風味で食べ応えありました。

最初は他のお客さんはいませんでしたが、わざわざ探して来た人や通りがかりの人が次々にやって来ました。人気店になりそうです。

醸造スペースも見せてもらいました。今仕込んでいるビールは異なるタイプのもので、六月には飲めるようになるそうです。また来ようと思います。

顔が見えているのは醸造担当の方です。

みどりの日はタダで入れる清澄庭園

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

江東区清澄庭園という観光名所があります。紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言われている広大な庭園です。みどりの日の5月4日、夕方5時近くにたまたま通りかかりました。通常は5時閉園なんだそうですが、ゴールデンウィーク中だったせいか6時閉園になっていました。しかも無料公開日で、いつもは150円かかる入園料が無料。せっかくですから入ってみることにしました。

夕方であいにくの曇り空でしたが、かなり広い区画を占めているだけあって、なかなか見応えのある庭園でした。大泉水と呼ばれる大きな池には鯉や亀、さらにすっぽんまでが泳いでいます。すっぽんの中にはかなり大きなものもおり、ちょっと怖いくらいでした。

曇天なのでいまいちですが。正面が涼亭。

大泉水に突き出した涼亭は集会場として利用中でした。貸し出し料金が以外に安い事が分かったので(午前の部は9時00分から12時30分まで、午後の部は13時00分から16時30分まで、夜間の部は17時00分から20時30分まで、いずれも5500円)、暑い季節に借りてのんびりするのも良いかも知れません。

もう1日、10月1日の都民の日が無料開放日だそうです。秋口にはまた違った趣があるかも知れません。

スカイツリーも見えます。なんだか不思議な光景。

アオサギもいました。

なかなか快適な七分袖シャツ

季節の変わり目で気温の変化が激しいですね。着るものもどうしたら良いか迷います。

この季節になると以前から気になっていたのが七分袖のシャツです。ただ、なかなか実物を見かける事が無くて、購入に踏み切れずにいました。先日、無印良品で実物を見かけ、ちょうど無印良品週間だったので試しに購入してみました。

早速着てみた写真を。

中々良い感じです。

カフスが長袖シャツよりは当然上に来ますが、思ったほど「袖が短い」という印象はありません。デスクワークでも違和感は特にありませんでした。また、私はスマートウォッチを着けていますが、通常の長袖シャツだとカフスのボタンができない事があります。それがなく、カフスとスマートウォッチが干渉しないのは大きなメリットだと感じました。

正式な場所ではさすがにまずいかも知れませんが、服装に迷う時の選択肢としては有りだなあと思います。

余裕があればもう何枚か購入してみたいと思います。

Nocturnes by Kazuo Ishiguro

こういう名前の、英語で小説を書く人がいる事は少し前から知っていたのですけど、ノーベル賞取るほどの人だったんですね。

一番読みやすそう、というか、途中で飽きたら他の本に移って、また戻ってこれそうな(笑)表題の作品から読んでみる事にしました。

音楽にまつわる話ですが、まつわり方?は様々です。

最初の作品"Crooner"では、主人公のストリートミュージシャンが著名ミュージシャンから演奏のお手伝いを依頼されます。奥さんにゴンドラから一緒に演奏する音楽を聞かせる事になる訳ですが、そのココロは・・・

次の作品"Come Rain or Come Shine"は、学生時代の友人夫婦間の諍いに巻き込まれてしまう主人公が意外な行動に出てしまう話。タイトルは曲名です。この曲をよく知っていればもっと楽しめるのかもしれません。

3番目の作品"Malvern Hills"も主人公がギタリストです。もしかしたら氏はギターを嗜むのだろうか、とちょっと興味を持ちました。姉夫婦の営む喫茶店を手伝う主人公とストリートミュージシャン夫婦の交流を描いています。

4番目の作品"Nocturne"はまあ、ミュージシャンが主人公なんですけど、ちょっとあんまり音楽は関係ない作品です。このタイトル、皮肉っぽいですね。

最後の作品"Cellists"は、演奏とは、芸術とは何かを考えさせる作品。個人的には一番興味深く読みました。

いずれも作者の側で明確に答えは提示せず、読み手側に考えさせるスタイル。確かに音楽自体がそういうものかも知れません。主張が弱いという否定的な意見も出そうですが、余韻の残し方が心地良く、多様性が重要な要素になっている昨今では、こういうスタイルが歓迎されるのかも知れません。いずれも映画化したら面白そうです。そういえば、「わたしをはなさないで(Never Let Me Go)」という作品は映画化されてるんですよね。

Nocturnes

Nocturnes

NEVER LET ME GO

NEVER LET ME GO

私の転機

転機は92年冬から93年春にかけてです。バブル崩壊で当てがないにも関わらず会社をやめ、短期の仕事をしながら苦しい生活を強いられていました。なかなか次の仕事が決まらないでいたところ、三月の最終出勤日に面接の連絡がありました。

四月の始めに面接に行ってすぐに仕事が始まり、私の仕事はプログラミングから翻訳に代わりました。前にやっていたプログラミングの知識も活かせる仕事だったので上手く軌道に乗りました。

面接は今思うと形式的なもので、最初の1か月は試用期間みたいなものだったようです。元々英語も好きだったので、良い転機だったと思っています。

ただ、今考えて見ると、その最後に書いたプログラムって、かなり上手く構造化できたように思うんです。またあんな事できたら良いなあとも思います。準備みたいな事には徐々に取り掛かっていますけどね。

#わたしの転機

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