文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

今週のお題「テスト」

多分、テストには強い方だと思うんですけど、一度だけしまったなぁ、と思うテストがあります。

1年浪人して受けた、自分にとっては最後になった大学の入学テスト当日の朝、泊めてもらった友人の家から出ようと思ったら、急にトイレに行きたくなってしまったのです。その友人宅は会場からは近くなかったため、東京の交通事情に不案内だった私は結局遅刻してしまいました。

こんな感じで結果はやっぱり不合格。先に他の大学に合格していたので2浪はしないで済みましたが、授業料は落ちた大学の方が安かったので、家族からは顰蹙を買ったようです。それなら付き添えば良いじゃないか、と今なら思いますが、当時私の周りではまだ親が受験に付き添う、という話はあまり聞きませんでした。こういうのは地域差があると思いますが。

その時受けた大学に合格していたら全然違う生活を今頃しているんだと思います。先週のお題、もし魔法が使えたとしたら戻るのはこの時かなあ、とか今頃思いました。なんだかこれ以降、人生も紆余曲折が多くなったような気がしますが、まあそれまでは親の保護下で暮らしていた訳ですから、人並みになっただけなのかも知れません。