うなぎ ー 別に今日食べなくても
今日は土用の丑の日ってことで、うなぎの写真が広告やSNSで目立ちます。確かにビタミンAやカルシウム、鉄分を豊富に含み、夏ばて対策などには効果があるのかも知れません。 ただし、この土用の丑にうなぎを食べる習慣、元々はうなぎ屋さんの夏枯れ対策だったという話もあります。うなぎの旬は本来秋から冬ですので、これは根拠のある話だと思います。元々は「う」のつく食べ物なら何でも良かったようです。
そう考えると、スーパーやコンビニでも大量にうなぎが並ぶ現在の風潮はちょっと疑問を感じます。何だか恵方巻きやバレンタインデーと同じように、日本人の右へ倣え気質を巧みについた商法のように思います。
本来うなぎは頼んでから出て来るまである程度次回がかかる食べ物だと思います。本来の旬ではない今の時期にさばいてから時間が経っているものを食べても美味しくないし、栄養価の点でも疑問です。
また、食べ方も蒲焼きだけではなく、さっぱりしたうざくのようなものもあり、また洋風のマトロットやグリーンソースなどの食べ方もあるようです。
乱獲で個体数の減少が懸念されているうなぎ、大事に美味しく食べたいものです。
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