文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

嘘と真実と

なんだか最近、改竄とか隠蔽とかの話を良く耳にします。何が真実なのか分かりにくい世の中、というか日本になってきているようです。非常に嘆かわしい話ですが、嘘と真実には言うまでもなく明確な違いがあります。以下はある小説からの引用です。

「真実には命がある。でも嘘には命が無い。嘘を嘘として成り立たせ続けるには、人間が命を吹き込み続けなければならない。」

嘘は一度ついたら最後、つき続けなければならない、ってのはこういう事なんですね。でも人間の命には限りがありますから、いつまでも嘘は続きません。

真実には人間が命を吹き込む必要などありません。そもそも人間ごときが命を吹き込める程度のものが真実であるはずがありませんね。

嘘に命を吹き込み続けると、なんだか自分の命が取られて長生きできないような気がします。全くついた事がない、とはさすがに言えませんが、できるだけつかないようにしようと思います。

そう言えば上記の小説、原語は英語のようです。Amazonで見つけたので、原語で読んでから紹介したいと思います。