文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

Ristrante Al Rododendro@草津

草津ホテルは素泊まりだったので食事をどうするか考える必要がありました。予約しなくても何とかなりそうではあったのですが、家族が表題の店を探して予約してくれました。ちなみにrododendroとはイタリア語で「沈丁花」の事だそうです。

草津ホテルからは歩いて15分くらいかかる場所でした。ナビで案内された道が工事中で通行止めという想定外の事態もありましたが、何とか辿り着きました。

お店はこじんまりとしていて、全部で12席です。

メニューはこんな感じ

Antipasto

山の幸の前菜盛り合わせ

上に乗ってるのが熊笹を練りこんだグリッシーニ。そこから時計回りに、丸いので大きいのがモルタデッラ、中心付近小さいのがサラミ、白いのが鶏ハム、白カビチーズ(詳細忘れました)、スモークチーズ、キノコのマリネ、きゅうりの梅肉和え(梅干はシェフのお母さんの自家製)、ミョウガ、ズッキーニ、生ハム。モルタデッラとサラミはイタリア製、それ以外はほとんど地のもの。見た目も多彩、味も様々で楽しめました。

とうもろこしの冷製スープ

とうもろこしも地のもの。甘みの強いものでした。

Primo Piatto

鹿肉、トマト、キノコのショートパスタ(トロフィエ)

鹿肉の味が濃く印象的でした。

味の変化を楽しむため、青唐辛子と粉チーズも途中で追加しました。

Secondo Piatto

赤城産豚フィレと自家製パンチェッタのロースト、季節の野菜添え

しっかりしたフィレ肉、パンチェッタの風味が良く合いました。野菜は幅広インゲンのバジル和え、玉ねぎのカポナータ風(だったと思う)、ポテトチップスでした。

Dolci

チーズケーキ

とても柔らかい、ふわふわした食感のチーズケーキでした。

Piccola Pasticceria

時間をかけて焼いたメレンゲと花豆のチョコレートがけでした。

その他

飲み物はエスプレッソ。カップがお洒落。

ワインはこんなの頼んでみました。肉と野菜中心の、素材を生かしたコースに良く合いました。

最後にふきのとうを漬け込んだ食後酒が出ました。

パンはこのフォカッチャと、もう1種類出てきました。スープのところに写っていた、オリーブオイルとラード(ハーブと海塩で味を付けたもの)を付けて食べます。ラードは珍しいですがこれもコース全体を意識したものでしょう。

なお、この店は綿貫ペンションというペンションの1階にあります。

草津温泉 綿貫ペンション & リストランテ アル・ロドデンドロ

このペンションに泊まってこの料理をいただく事もできるようです。 次回草津に来る時は検討したいと思います。