文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

確かに高いですが (Duckworth のメリノウールその2)

先日書いたとおり、油断できない天気が続いています。ここ2日ほどは雨模様です。

こういう時、先日紹介したメリノウールの肌着を着ていると快適です。 汗をかいてもその水分を保持せず、すぐに逃がしてくれるので、外の気温と空調の加減で暑い場所と涼しい場所を行ったり来たりする事になっても、肌着が濡れて体が冷えるような事がありません。

冬だけではなく、これからの季節も快適に過ごせそうです。

問題はやはり価格です。ここいら↓で見るとやはり1万円くらいします。

DUCKWORTH - VAPOR TEE - MoonlightGear - ムーンライトギア

肌着1枚1万円というとおいそれとは買えない値段ですけど、このネタ考えている時に、ふと昔見たこんなコマーシャル思い出したんですよ。

2人の男性がいます。一人がブランド物のスーツやシャツを自慢するのですが、肌着は黄ばんでいてヨレヨレです。 それまでブランド物を自慢されてうんざりしていたもう一人の男性、肌着は良いもの?を着ていて「あれ、旦那、外見だけですかい?」てな感じで攻勢に転じます。

当然これは肌着メーカーのCMでした。ただ、メリノウールの肌着を着てしまうと、やはり肌に直接触れるものは大事だなあと感じます。少しずつメリノウールの肌着に切り替えていこうと思っています。まあそれでも値は張りますが。

変化が激しいのは気温だけじゃ無い

なんだか気温が上がったり下がったりで、季節が行ったり戻ったりしてるような感じですね。

気温の事はテレビの天気予報でも良く話が出て来ますが、他にも変化の激しいものがあります。

あまりキレイな写真じゃありませんが、これをちょっと見て下さい。何だと思いますか?

これは前日にコーヒーをいれた、いわば出がらしですが、これはかなり乾いている状態です。

梅雨に入ると翌日でもかなり湿気が残っています。

冬の間は翌日になるとすっかり乾いてます。

こんな感じなのですが、五月の間はこれがすっかり乾いたり、まだ湿気が残っていたり、短い期間で変化があったのです。

変化が激しいのは気温だけでは無いのです。

しかも

湿度は高いけど薄着だと寒い

みたいな事もあるので服装には注意しないといけません。確かに昨日、夜に選択して室内干しして、エアコンのドライをかければ翌日まで乾くのではないかと思ってやってみたのですが、寒くなってしまって途中で断念しました。

爽やかなイメージがある五月ですが、気をつけなければいけない側面もあるようです。

自慢する程では無いけれど

今週のお題「お部屋自慢」って事で、そんな事でも無いと書かない家の話。

  • 場所:東京の東側(共産圏とか、そういう意味ではありません。ってネタ古過ぎか…)

  • 広さ:3LDK、法面で約62平方メートル

  • 東を除く三方向に窓あり。陽当たり、風通し共に良好

  • 築年:昭和56年

10年ほど前に購入しました。ほぼ4分の1ローンを払い終わってます。

  • 賃貸の時より毎月の支払いが減った

  • 面積は約1.5倍になった

と、いい事尽くめなのですが、さらに

リフォーム済みの状態で買いました。

これ、リフォーム費用を別に考えなくて良いのでかなり大きなメリットです。

いくつか物件を見た時に、不動産屋さんから

「中古物件の場合はリフォーム費用を考慮する必要がある」

ってな話を聞いた事があったのですが、たまたま中古マンションをリフォームして販売している物件を見に行く機会があり、そこで紹介された近所の別物件が今の家なのです。10年近く経っていますが、リフォームの綻びのようなものはまだ特にありません。

周辺のオープンルームやポストに入る広告を見てると、価格は上昇傾向のようです。良い時に買ったのかも知れません。

せっかくなのでデベロッパーさんのURLを貼っておきます。結構順調に自社物件を販売してるようです。

株式会社オーヴ|マンションのスペシャリスト

猫ブームならぬ

整体に通っている話はすでに書いていますが、2個所で言われた猫背を最近だいぶ意識しています。少し効果が出ているように思うのですが、ふと電車などで周りを見渡すと、猫背の人がかなり多い事に気が付きます。 デスクワークが多いと猫背になりやすくなるのでしょうか。猫背の人を見かけるたびに自分の姿勢を確認するようになっています。

整体やマッサージには前から行っていますが、猫背を指摘されたのは最近行った2個所だけでした。自分に合う良いところがやっと見つかった、という事かも知れません。

それにしても、猫たちにとっては普通の姿勢なわけですから、人間の悪い姿勢に名前が使われて彼らは迷惑しているかも知れませんね。

写真と本文は少し関係あります。

Marisa Solinasという女優さんがイタリアにいまして

今週のお題「あの人へラブレター」

ラブレターってお題が出てる、っていうか今日は恋文の日だそうで、何書こうかちょっと考えましたが、恐らく日本であまり知られていない女優さんについて書いてみようと思います。

ボッカチオ’70(Boccaccio '70)」というオムニバス映画があります。1962年に公開された映画で、70年代にボッカチオが生きていたらこんな話を書いたんじゃないか、というコンセプトの映画です。

この映画、4つのエピソードで構成されているのですが、最初は3つだけ公開されました。その省かれた1編こそ、Marisa Solinasさんがヒロインを演じた「レンツォとルチアーナ(Renzo et Luciana)」なのです。どんな映画かというと

結婚したらどちらかが異動しなければならない会社に勤めるレンツォとルチアーナが会社の昼休みに結婚式を挙げ、レンツォの親とアパートで同居生活を始めるが、周囲も薄々気が付き始め…

という内容なのです。

このシチュエーション、

  • 結婚したらどちらかが異動しなければならない

  • アパートでの親との同居

なんて、今なら特に日本では共感を呼びそうな内容なんですけど、本国でも公開されなかったようですから仕方ないですね。

で、このヒロインのルチアーナさん、新婚の若妻という感じがよく出ています。水着とか、健診での下着姿とか出てきますけど、可愛らしい感じです。他のエピソードに出てる女優さんが皆さん良い意味で貫禄があるので、余計にそう感じるのかも知れません。

この人、他の映画にも出ているようですが、見た事はありません。他の映画で見てみたいという気持ちがあまり起こらないのです。なかなかの当たり役なんだろうなあと思います。機会があったら是非見てみてください。

調べてみたらちょうど来週30日がお誕生日でした。生年は1939年とも1941年とも言われています。

Marisa Solinas - IMDb

ボッカチオ’70 HDマスター版<全長版> [DVD]

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バーンスタインが伴奏したブラームス/ピアノ協奏曲第1番

以前生誕百年の映画監督として川島雄三について書きましたが、音楽界にも生誕百年の人がいます。レナード・バーンスタインです。アメリカ合衆国生まれの指揮者として、また作曲家としても大きな功績を残した人です。「ウェストサイドストーリー」の音楽を作曲した人と言えばピンとくる人も多いかも知れませんね。

今回はカナダ出身のピアニスト、グレン・グールドの伴奏をした、ブラームスのピアノ協奏曲第1番について書きます。

この演奏に先立って、バーンスタインがスピーチしています。大体こんな内容です。

「これからグールド氏とブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏します。ただし、そのテンポに関して、私は同意しておりません。協奏曲のテンポを決めるのは誰か、それはその時々に応じて異なり、一概には言えません。今回は決定権をソリストに委ね、私はそれに従います。ただしグールド氏との共演はこれが最後になります。」

肝心の演奏ですが、グールドがストコフスキー指揮のアメリカ交響楽団と共演したベートーヴェン「皇帝」ほどは遅くありません。堂々とした感しで、それほどテンポに違和感はありません。全体的になかなかの名演だと思います。

上記のような指揮者のスピーチの後ですが、グールドは相変わらずマイペースです。自分が決めた遅めのテンポで、時折唸り声を上げながら、情感たっぷりに歌い上げています。

しかしながら、この曲はやはり、指揮者の堅実なサポートが無ければ名演として成立しません。自分の意図しないテンポでありながらしっかりと仕事をしているバーンスタインの方が一枚上手というべきでしょうか。

そういえば後日グールドがラジオ出演した時のトークはまだ聞いていません…

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

水に漬けたパスタを冷凍してみた話

パスタの茹で時間短縮手段として水に漬けておく方法がよく知られています。

先日これをやろうとしたらうっかりしてかなりの量のパスタを水没させてしまいました。水分を拭き取ろうかと思ったのですが、どうも上手くいかないので、茹でる量の倍のパスタを水に漬けて、半分冷凍してみる事にしました。

その翌日、冷凍したパスタを戻すため再び水に漬けました。解凍できた頃に水を切ったらかなり柔らかくなっています。これなら茹でずに調理できるかもと思い、具を調理したフライパンにそのまま入れてみました。

出来上がったパスタをお弁当として持って行ったのですが、ちょっと食感は変わってしまったものの、それなりに美味しく食べる事ができました。

この方法で茹でないでパスタを調理して食べられればガス代と時間の節約になりますし、夏は冷房の電気代も節約できそうですので、これから何回か試してみようと思います。今回は写真も撮れなかったので写真もその時に。

↓の記事によれば、水に漬けると美味しくなるようですね。

ねとめし:ネットで話題の「水漬けパスタ」がすごかった! 安いパスタがモチモチ・ウマーな生パスタ風に大変身 - ねとらぼ