文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

練習会場とスーパーマーケットの緩やかな協力関係に和む

演奏会のお手伝いを頼まれ、好天の日曜日朝、ドライブ気分で練習に出掛けました。ただし駐車場が気掛かり。練習場にあまり駐車スペースが無いらしく、隣のスーパーマーケットに停めるよう連絡をもらっていたのです。係の人が怖いと嫌だなあとか、練習中に移動をお願いされると面倒だなあとか、そんな事を考えつつ車を走らせていました。

練習場の手前にあったそのスーパーマーケット、駐車場の入口には特にゲートも無く、人が監視している様子もありません。店も10時からのようで、営業開始前に勝手に停めて練習中へ。

練習中は特に移動の依頼も無く、無事練習は終了。駐車場に向かうのは私だけではありませんでした。お店の営業前から車が何台か停まっていましたが、そう言う事だったようです。その中のお一人が言うには「いつもこうやって車停めさせてもらってるから、帰りに何か買うようにしてるの」。

ちょうどお昼時だったので、私も食料を調達。お惣菜の揚げ物を見ていたら店員さんが「イカフライ、揚げたてあるよ」。そちらをいただきました。店員さんはほとんど近所のパートさんのようでした。

てな感じで、予想とはだいぶ違うのんびりした様子で安心し、和みました。こういう、緩やかな共存共栄関係のようなものが、もしかしたらこれから重要になってくるのかも知れません。「用も無いのに車停めるなんて、そんなのダメダメ」なんて言う本部の人とかが出てこない事を願いたいものです。