文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

アウトドアグッズで作る水出しコーヒー

何だか暑いです。関東地方も梅雨明け間近のようです。こんな天気になって来ると、毎朝のコーヒーもアイスコーヒーにしたくなります。そもそもお湯を沸かすのが苦痛です。

そう考える人は少なくないらしく、水出し用のコーヒーの広告が目立つようになります。そういうものを使っても良いのですが、家ではこんなもので水出しコーヒー入れてます。

先日の水出し珈琲のボトルをばらしたところ。

緑色のボトルはナルゲンの380mlボトルです。この色は今は無いのかも知れません。フィルターはGSIのH2JOというものです。

作り方は

  • ボトルに水を入れる

  • H2JOをセット

  • 細かく挽いたコーヒーを入れる

  • 水の量を調節し、コーヒーが浸るようにする

  • 冷蔵庫に入れておく

これで翌朝になれば二人分の水出しコーヒーができています。

水出し珈琲

コツは

  • コーヒーを細かく挽く

  • 水の量をコーヒーが浸るように調節する

くらいでしょうか。

市販のパックに比べると

  • 片付けが大変

というデメリットはありますが

  • 市販の大袋の豆をそのまま使えるので安上がり

という大きなメリットがあります。

熱帯夜でも朝からアイスコーヒーが飲めると少し涼を感じます。

NALGENE(ナルゲン)広口丸ループ付380ml Tritan 91384

NALGENE(ナルゲン)広口丸ループ付380ml Tritan 91384

GSI H2JO! 11871920000000

GSI H2JO! 11871920000000

特別お題「『選択』と『年齢』」その2

もうひとつ、この年齢問題で避けて通れない話は結婚ですかねえ。こないだ書いたような次第ですから、結婚も遅い方です。半世紀プラスアルファ生きてますけど、結婚したのは10年前です。

結婚するまでは、田舎に帰るたびに周りがうるさくて結構いやでした。

結婚は一人でできる事ではないし、今は性的嗜好も含めて本当にいろんな人がいるので、一概に○○歳までには、なんて事は言えないと思うのですが、そう思わない人の方がまだまだ多いのかも知れません。

平均寿命も延びているし、何歳になったからもうダメ、みたいな事は決して無いと思います。本人よりも周りの人が長い目で見る事がむしろ大切かも知れませんね。

Sponsored by SK-II

特別お題「『選択』と『年齢』」

勤めていた会社を辞めたのは29歳の時でした。バブルはすでに弾け、次の仕事の当ても無く、おまけに貯金も無いという無い無い尽くしで、今考えてみるとかなり無謀な退職だったなぁと思います。いわゆるブラック度満点の会社だったので、もう居たく無いという気持ちが先のあらゆる要素に対する心配を上回ってしまったのでした。それからはしばらく、一人飯のお題の時に書いたような食事をして生きていました。

それからかなり時間が経っていますが、未だに生きています。いなくなってしまう要素とか、犯罪者になってしまう要素とか、たくさんあったように思います。それでも自分が得意な分野の仕事をして、趣味の活動を楽しむ時間もあるような生活をしています。魔法が使えても会社辞める前に戻りたいと思った事はありません。自分なりに考え抜いて決断し、その後苦労した事が少しは役に立っているのでしょう。

なんかあんまり提供元さんと関係ない気がするけど、まあいいか。

Sponsored by SK-II

意外に美味しかったレモンチーズチョコクロ@サンマルクカフェ東京大久保店

あんまりファストフード系の店には行かないのですが、先日どうしても短時間で食事を摂る必要があり、JR大久保駅のすぐ近くにあるサンマルクカフェに行きました。土曜日の夕方6時ごろでしたがそこそこ混んでました。

ここはパンがレジ前に並んでいて自分で取るようになっています。季節限定で標題のレモンチーズチョコクロというのがあったので頼んで見ました。

実はそれほど期待していなかったのですが、悪く無い味でした。具材のバランスが良いのか、思ったよりも自然な味で、レモン、チーズ、チョコそれぞれの味が生きていると感じました。

他に頼んだのは、

  • カレーパン

ホームページによると待望の復活だそうです。これもなかなか良い味でした。ただしちょっと辛めです。あと値段もコンビニなんかで買うよりは高いですね。私は値段分の価値はあると思いました。

  • アイスウインナコーヒー

リキュール入りでしたが、車の運転が無いので頼んで見ました。慌てて飲んだのでクリームが大量に残ってしまいました。リキュールは残したクリームの方にたくさん入っているのか、あまり味を感じませんでした。これは悔やまれます。

結果としてこの後の用事を空腹を感じずにこなす事ができました。大久保には来る機会があるのでまた軽食に利用しようかと思います。

今年は閏年で五月(皐月)が2回あります

旧暦の手帳を日記代わりにしているという話を以前書きましたが、その手帳によると今年は閏年で、今はちょうど2回めの五月(皐月)です。

この閏月は3年に一回、19年で7カ月あり、これでちょうど太陽暦の19年と日数がほぼ同じになります。中国では殷の時代からこの閏月の挿入が行われていたそうです。殷は実在が確認されている最も古い王朝です。そんな昔からこの法則が解明されていたんですね。

後でリンクを貼るウィキペディアの説明と手帳の説明を合わせて考えると、日本では大暑を六月にするためにこの閏月を挿入しているようですが、中国やユダヤの暦では必ず最後の月を閏月にするようです。 またこれらの暦は正確には太陰太陽暦であり、イスラム暦のような太陰暦では閏月の挿入は無いようです。

暦の話を見て行くと昔の人が正確に年月を数えていた事に驚かされます。今ならコンピュータ、場合によってはスマートフォンですぐわかりますけどね。

閏月 - Wikipedia

Buck Moon, Hay Moon, Thunder Moon

えーと、満月シリーズです。

昨日が満月でしたが、七月の満月には三種類言い方があるようです。

“Buck Moon” は牡鹿の角が生え変わる時期、"Hay Moon" は干し草の出来始める時期、"Thunder Moon" は雷の発生しやすい時期、という事らしいです。

北米由来の呼び名のようですので、日本では当てはまらないものもありますね。梅雨の季節で湿度が高いので干し草は無理そうです。

雷はありそうですね。私の住んでいるあたりでは写真のように月が見えましたが、thunderならぬheavy rainで大きな被害が出てしまったところもあります。亡くなられた皆様の御冥福を祈り、被災された皆様が1日も早く日常を取り戻せるよう、微力ながら祈りたいと思います。

七月の満月は"thunder moon"と呼ばれる事もあるようですがこちらでは良く見えました。

みなとみらい小ホールで聴くオンドマルトノ

先日、シンフォニエッタ静岡の演奏会の後半について書きましたが、今日は書き残していた前半について書こうと思います。前半はオンドマルトノという電子楽器をフィーチャーしたステージでした。演奏するのはこの楽器の奏者として世界的に有名な原田節(はらだたかし)さんです。

最初に演奏されたのは、モーリス・ラヴェル弦楽四重奏でした。本来の第一ヴァイオリンのパートをオンドマルトノで演奏していました。独特の不安定性電子音がこの曲のこれまで聞いたことがない新たな側面を引き出していたように思いました。

次に演奏されたのは同じくフランスの作曲家、アンドレ・ジョリヴェのデルフィ組曲という曲です。元々劇のために書かれた音楽のようですが、そこから作曲者自身が組曲としてまとめたものです。古代ギリシア風の響きを追求した音楽のようですが、オンドマルトノの電子音がその響きに貢献していたのが意外でした。犬の鳴き声を模していると思われる部分などもありました。

後半はオンドマルトノの出番が無かったので、ここでアンコールが入りました。原田さん作曲の夕陽に赤い頬という曲で、思春期を迎えた女の子の不安な心情を描いたもの、と原田さんから解説がありました。ここではオンドマルトノが鳥の声を模していました。

シンフォニエッタ静岡と原田さんの共演は今後も予定されているようですので、また珍しい曲が聴けるかも知れません。