マヤの一生
童話作家として有名な椋鳩十さんの本です。Twitterでタイトルを見かけたので図書館で借りて読んで見ました。
前半では、田舎の大きな貸家でにわとりのピピ、猫のペル、そして犬のマヤがけんかしながら徐々に仲良くなっていき、家族となっていく様子が描かれています。
その微笑ましい空気が途中から一変します。遠い所の出来事だと思っていた満州事変が徐々に、日々の暮らしに影を落として行きます。
食料が配給制になると、犬など飼っている場合ではない、という話になり、徐々に肩身が狭くなっていきます。そして悲劇的な結末を迎えます。
確かに周りの人から見ればただの犬だったかも知れません。しかし、そうでない事は最後の場面を見れば明らかです。前半で描かれているように、紆余曲折を経て大切な家族になったのです。
にわとり、猫、犬。一見妙な組合せの動物たちが仲良く出来るのに、何故人間には出来ないのか。前半の動物たちの様子を見ると、小さな町の中で争っていく人間たちが愚かに見えてきます。
残酷な場面は人づての話として、柔らかく描写しています。ただしその場に居合わせた子供達は熱を出して寝込んでしまいます。特にマヤを可愛がっていた次男にとってはショックな出来事だったでしょう。
何か起きた時に最初に犠牲になるのはやはり弱い者なのです。そのような事態を決して招いてはいけないという思いを強くしました。是非色んな人に手に取ってもらいたい本です。
- 作者: 椋鳩十
- 出版社/メーカー: 大日本図書
- 発売日: 2010/02/01
- メディア: 単行本
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頑張れCoinCheck!
先週末、仮装通貨盗難のニュースが流れました。日本円換算で総額580億円!
実は私、その仮想通貨取引所コインチェックのユーザーです。 お世話になってるので応援する投稿をしたいと思います。
まず、上記の盗難に対する補償が週末のうちに決定されました。 確かにセキュリティが甘かった事は事実でしょう。ただしその後の補償に関する判断は迅速で評価すべきと思います。
補償額が現時点の相場より低くなっている事について、今朝のニュースで否定的な報道がありました。ただし、通貨と名前がついていてもリスクの高い金融賞品ですから、このくらいの差分は私は自己責任として覚悟すべきものではないかと思います。
私は記者会見を見ていませんが、若い経営陣の狼狽ぶりにも否定的なコメントが多いようです。しかしながら、そういう人たちが仮に歴史に残るような大金の盗難事件の当事者になってしまったら、冷静でいられるのでしょうか?
報道姿勢について、一連のバッシングと似たようなものが感じられるのが気になります。こういう報道で得をするのは誰なのでしょう。冷静に考えて見る必要がありそうです。
とにかく盗難金額が大きいので色々話題になっていますが、良い機会だと思って体制を強化して頑張ってもらいたいと思います。
今週のお題「受験」
受験の話、書いた事あったつもりだったのですが、無かったようなので書きます。
田舎に住んでいたので最初の受験は高校でした。で、私の住んでいた県の公立高校の受験日、私の誕生日だったんです。で、その数日前、私を受験の神様とか言って拝みに来たクラスメイトがいたんですよね。
確かほとんどの人が志望校に合格したので、発表後ほっとしたのを覚えています。考えて見たら責任は全く無いんですけど、拝まれて落ちるとちょっと気分良くないですよね。
自分も受験した高校に合格しました。それは良かったのですが、どうも始めての受験がうまくいったせいか、その後は順調とは必ずしも言えない状況でした。やっぱり最初から旨く行かない方が良いのかなぁ、などと思ったりします。
最後に受験したのはいつか、思い出してみるとすでに10年くらい前のようです。これはTOEICでした。仕事が少し空き気味だったので勉強する時間が取れそうだったので受けたのでした。多少準備できたせいかなかなかの出来でした。仕事にも関係あるので、受けて良かったと思います。
やっぱり目標を持って勉強するのは良い事なんだなあと思います。最近そういう緊張感が少し欠けているように思うので、またTOEICでも受けて見るかなあ。それとも猫検定にするかな(笑)
らーめんながた@亀戸
なんだか最近立て続けに亀戸が食べ歩き番組で紹介されています。亀戸餃子なんかは紹介された直後の終末にいつにもまして長い行列が出来てました。以前はそれほど有名じゃなかった藤井屋にも人が並んでいることがあります。
その藤井屋のある亀戸中央通りを東に、つまり亀戸水神方面に少し行くと、左側の路地にこんな看板があります。
このらーめん屋さん、ちょっと飲食店には見えないのですが、結構人が並んでいて、食べログの評価もなかなかです。気になったので晴れた週末に行って見ました。
12時ごろの到着、すでに人が並んでいます。飛行機を眺めたりしながら待っていました。店に入るのに1時間くらいはかかったでしょうか。いくら昼でも寒い日は厳しそうです。
お店は飾り気が無く、ストイックにラーメンを食べる感じです(ビールも置いてはありましたが)。
先にレジでお金を払うシステムです。特製鶏だしラーメンの塩と崩しチャーシュー飯を頼みました。
味噌のように見えるスープですがこれで塩。チャーシューが豚と鶏の二種類入ってかなりのボリューム。崩しチャーシュー飯まで食べたらお腹いっぱいでした。#らーめん
ラーメンはまずスープが濃厚です。塩スープですが若干のとろみがあり、充分なこくがあります。麺もこのスープに合う、腰のしっかりしたものです。
チャーシューは豚と鶏が2種類、どちらもかなり分厚いです。これだけでかなりのボリュームです。どちらもしっかり煮込まれていて、とろける食感です。 これに味玉やメンマも入っているのでボリュームがあります。崩しチャーシュー飯も美味しいのですが、ラーメンですでにお腹いっぱいでちょっと苦しかったです。特製ラーメンを頼むならそれだけで充分かも知れません。
このスープだと醤油も味噌もどんな感じなのか気になります。崩しチャーシュー飯を食べたいなら野菜たっぷりタンメンなんか良いかも知れません。
食べログの評価にも納得です。また行きたい店です。
貸し切り露天風呂「かわせみの湯」@柏屋
先日色々書いてしまった塩原温泉の柏屋旅館ですが、それらを相殺するのに充分な魅力が当然あります。それは合計6つある貸し切り露天風呂です。鍵を部屋の鍵とフロントで交換して利用するシステムになっています。追加料金は取られませんが、40分を利用時間の目安にするよう告げられます。
最初、一番川に近い雷霆(らいてい)の湯にしようと思ったのですが、途中のハシゴのような階段から下方が見えるようになっていて、高い所が苦手な家族が怖がってしまい断念しました。で、鍵交換に行ってもらい、一番旅館の建物に近いところに2つあるうちの「かわせみの湯」に入る事にしました。ここは脱衣場が結構広く、以前使われていた浴槽が残っていたりします。川はまだだいぶ下方にありますが、屋根がない分露天風呂の解放感は充分で、訪れた時は天気も良く、周辺の景色を堪能できました。お湯は昨日の新湯温泉とはタイプが異なり、名前のとおり塩分を含んだお湯です。温度はぬるめなので、30分くらいは入っていたでしょうか。良いお湯でした。
残念ながらここの写真は撮り損なってしまいました。他2箇所の貸し切り露天風呂で撮っているのでそちらをお楽しみに。
ホットサンド
家族がパンを買って来て、さらに宅配でもパンが届いたのでホットサンドを作ってお弁当に持って行きました。
材料は
以上でした。
ホットサンドメーカーの火加減をどうするか、なかなか掴めなかったのですが、今回はうまく行きました。
- 空焚き禁止
- 弱火で
などと書いてあるので、あまり火を強くしてはいけないのかと思っていたのですが、自分で思っていたよりは強くても大丈夫でした。
きれいに焦げ目ができて、真ん中から2つに分かれました。
本格的な燻製の風味が効いたベーコンと良質な牛乳から作られたチーズの組み合わせで美味しくできました。