文系フリーランスまたは休日低音大堤琴奏者の戯言

翻訳を生業とする文系フリーランスです。日々思い付く事を書いてます。

値段も良いが味も良い、とんかつすぎ田

美味しんぼという漫画があります。最近は全く読んでませんが、妙に印象に残っているセリフがあります。こんなのです。

「いつでもトンカツが食べられるくらいに働くのが、ちょうどいいんだよ。」

読んだのはだいぶ前の事です。もしかしたら、まだいつでもトンカツが食べられない頃だったのかも知れません。

ふと思ったのですが、この場面ではどのくらいの値段のトンカツを食べていたのか、全く記憶がありません。書いて無かったのかも知れません。

確かにトンカツと一口に言ってもピンキリです。今回伺ったとんかつすぎ田はロースが2100円、ごはんと豚汁が付いて2600円です。昼食としてはいつでも、と言うよりはたまにはちょっと贅沢して、という感じでしょうか。それでも12時前ながら我々が入ってほぼ満員でした。

出て来たとんかつはこんな感じ。

かなり分厚いですが箸で切れます。盛り付けを工夫して、余計な脂が落ちるようになっています。残った脂は上質で、実際全くもたれませんでした。何だかとんかつソースをかけるのが勿体無いような気がして、塩と辛子だけで食べました。肉の旨味があって美味しかったです。

ご飯と豚汁はこんな感じ。豚汁は肉は入らず、豚風味ですが、流石にあのトンカツが一緒なので全く不満はありません。

ちょっと高いけど大満足でした。ミシュランのピブグルマン選出も納得が行きます。気軽とは行かなくても是非また来たい店です。

とんかつ すぎ田(浅草/とんかつ(トンカツ)) - ぐるなび