大掃除で気が付く「持たない生活」の良さ
私、シンプルライフとかミニマリストとか、そう言うのからは程遠い生活をしています。家は結構散らかっていて、掃除はいつも大変です。不要品は気が付くたびに捨てているのですが、なかなか無くなりません。
なんですが、一ヶ所だけ物をほとんど置いてない所があります。出先の机です。借り物だからなんですが、デスクトップPCとティッシュペーパーくらいしか置いてません。
で、昨年の業務最終日に大掃除をしたのですが、これがとっても楽なんですよ。
色々置いてると、あれをこっちに動かして、また戻して、今度はそっちを動かして、とか、掃除そのものの前にやる事が増えてしまいます。それで次第に億劫になってしまうのだなあ、という事に気が付きました。
こういう事に気が付いたので、家のゴミ片付けも少し進みました。まだまだ片付けるものは多いですが、適度なシンプルライフを目指して見ようかと思い始めています。
何故か見てしまう箱根駅伝
えーと、世間的にはお正月休みですね。 文系フリーランスだとこういう時は稼ぎ時、という考えもあるのですが、今は家族もいるので休みにして、普段やらない片付けなどをやっています。
と言ってもあまりお正月らしい事はせず、御節料理なども宅配で最小限のものを買うくらいなのですが、やっぱり箱根駅伝の復路は見てしまいました。
かなり長い時間テレビの前に釘付けになってしまうので、他の事が何もできなくなってしまうという大きなデメリットがあるし、駅伝に出るような学校の卒業生でもないのですが、やっぱり惹かれるものがあります。
それは何だろうとちょっと考えて見たのですが、簡単に言うと
当日になって見ないと結果がわからない真剣勝負
という事なんだろうと思います。
20校の学校が出るわけですが、来年も確実に出られるのは上位10校だけ。伝統のある学校でも、前年の優勝校でも、下位に落ちてしまえば次の年は予選会から勝ち上がって来なければなりません。実際に前年の優勝校の故障棄権なんてのも何度か見た事がありますし、今年は明治大学や日本大学は出ていませんでした。
また、メンバーを見ても、必ずしも上級生が出られるという保証があるわけではなく、実力が無ければ四年間全く出られない、という事も少なくないようです。〇〇大学の四年生ランナーは一人だけ、みたいなアナウンスが何度も流れました。
そういう、本当の実力勝負、みたいなのが、あまり見られなくなっているのだとしたら、ちょっと残念ですが。
日本語はむずかしい
少し前にカードを新しく作った話を書きましたが、その時に銀行口座登録をオンラインでやろうとしたら旨く行きませんでした。
結局申込書を書いて送ったのですが、さすがにちょっと気になったので銀行に問い合わせました。
それと言うのも、旨く行かなかった時のエラーコードは
0001
ん、一番?こんな若い番号のエラーコード?
なんか根本的に間違ってるのか、俺?
と思っていたのですが、オペレーターさんの回答は
お名前が旧漢字で手書きで登録されたとか、そのような事はありませんか?
そういえば…
私の戸籍上の正式な名前には旧漢字が入っているのでした。
疑問氷解。
丁寧にご対応くださったオペレーターさんにお礼を言いつつ電話を切りました。
ダメなはずだよねえ。 そんな事すっかり忘れてました。
ああ日本語は難しい。
ちなみに旧漢字の部首はこれ。
黒澤明の「天国と地獄」
表題の映画を「午前十時の映画祭」で見ました。
子供が誘拐されて解放されるまでの前半部分と、犯人が追い詰められていく後半部分に大きく分けられます。元になる作品はあるものの、後半はほぼオリジナルのようです。2時間を超える長い映画ですが、適度な緊張感があり、最後まで飽きずに見られます。
この映画では何度か、天国と地獄の対比が描かれます。誘拐されたはずの子供が見つかった時の天国、代わりに運転手の息子が誘拐された事が解った時の地獄。16歳から靴職人として働き、役員の地位を掴んだ天国、そして頂点に立とうとした時に誘拐事件の当事者となり、破産に至る地獄。そして天国と思える権藤氏の大邸宅を羨む、山崎努演じる誘拐犯の地獄。
最後で誘拐犯の竹内は自分だけが地獄に落ちるものと思い慟哭します。確かにこの時点で権藤氏は小さな靴メーカーの社長に就任する事が決まっていますが、どんな未来が待っているかは分かりません。
本来はこの後に三船敏郎演じる権藤氏と仲代達也演じる戸倉警部の会話が入る予定でした。あるいはそこでのセリフが表題を解く鍵になったかも知れません。ただし先の場面の山崎努の演技が素晴らしかったため、その場面は無くなり、天国と地獄が何を指すのかは見るものの考えに委ねられる事になりました。
最後の場面で権藤氏と竹内の間に降ろされたシャッターのようなものは、天国と地獄の間には無いのかも知れません。ちょうど竹内の家が権藤邸の眞下にあったように。
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久しぶりの塩梅@柏
クリスマスイブですが家族が所用でお出かけのため一人飯になりました。まあしょうがないのでせめて美味いものを食べようと決意。我孫子方面の用事が最後だったので、少し自宅寄りの柏まで移動し、表題の店へ。
夕方五時。ちょっと夕飯には早いか、という時間ですが、むしろこのくらいなら予約なしでも大丈夫かも、と思い入って見たら、六時十五分までの食事なら大丈夫、との事。もちろんOK。狙いはバッチリでした。
水道橋のかつ吉と同じ大きな板のメニューから、花盛というのを選択。えびかつ、ひれかつの他にもう一品、シーフード系の揚げ物が選べます。当然のように季節もののカキフライをオーダー。
三種のお漬物も以前と同じ。キムチは良く見るとキャベツなんかも入っています。自家製なのでしょう。辛さは抑え気味(注:私は辛党です)。切り干し大根も薄味。薄切りの大根をネバネバの昆布で漬けたのはこの系列店のオリジナルだと思います。私はこれが好きです。
キャベツは山盛りで別に提供されます。おかわりできます。ドレッシングが選べます。玉ねぎとにんじんベースの野菜ドレッシングにしました。元からテーブルに置いてあるドレッシングは中華風でした。
カツの付けダレ、辛子入りソースとポン酢醤油が出てきます。下に書くように無くても問題ないのですが、味の変化を楽しみたい時には使うと良いですね。
花盛、ヒレカツは柔らかく、塩でも充分美味しく食べられます。いや、何もつけなくても肉の味で食べられます。海老カツはプリプリの海老がぎっしり。これも海老の風味で食べられます。カキフライは大ぶりですが柔らかくて臭みの無い上質なものです。
花盛。ヒレカツ、海老カツ、カキフライの盛り合わせ。ご飯(写真は青じそ入り)、赤だし、上に写っているお新香は食べ放題。他に食べ放題のせんキャベツで2160円。#塩梅#カツ
ごはんと赤だしのお味噌汁はおかわりできます。ご飯は青じそご飯が選べます。
食べ終わると蒸しタオルと梅こんぶ茶が出てきます。最後まで気が利いてます。
店員さんの接客も素晴らしいので予約でいっぱいなのも納得です。予約していなければ今回のように時間をずらして行くのがおススメです。
ネジ巻きシューズ
えーと、これはいま思い付いたあだ名❓で、正式な商品名ではありません。どんなのかというとこんなのです。
一般的な靴紐の代わりに細い紐が通してあります。 これを後ろのダイヤルで締めたり、緩めたりします。
ダイヤルを回すとカチカチと結構大きな音がします。
この靴、脱ぎ履きしやすいので演奏会の日に履く事が多いのですが、開演直前に紐を締めていると、「本番に向けてネジ巻いてるんですか」などと言われ、期せずしてウケてしまいます。
このダイヤル、boaシステムという名前があるようです。最近のものはダイヤルの位置が変わってますね。確かに後ろだとズボンの裾に引っかかる事があるので、新しい位置の方が良さそうです。
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温泉街の猫
お昼にそばを食べてゆるゆるドライブしながらその日の宿泊先に向かっていたのですが、時間が大幅に余ることが途中でわかりました。塩原温泉にカフェでも無いものかと探しながら走っていましたが、なかなか見つかりません。ちょうど町営の駐車場のような所があったので、そこに車を停めて落ち着いて探す事にします。
で、探してはみたものの手頃なお店はありません。そういえばここ、自動販売機があるなあと何気に見てみると、猫がいるではありませんか。ちょうど他にも人がいて、猫を撫でていました。その人たちも何となく観光客のようでした。もしかしたら人馴れしているのかも、そう思い車を降りました。
案の定、近寄っても逃げません。
2匹いたのですが、どっちも人馴れしているようです。
何となく顔も似ているし、じゃれついているので兄弟なのかも知れません。そのうち1匹はしゃがんで写真を撮っていたら前足を膝に載せて来ました。
写真撮ってたら膝に前足を載せてきた、温泉街の猫#猫#那須塩原
すぐそばにホテルがあったので、もしかしたらそこのアイドルになっているのかも知れません。餌もそこでもらえるのでしょうか。野良にしては毛並みも栄養も良さそうでした。
こちらが寒くなってきたので自販機でコーヒーを買って車に戻りました。猫たちはまだ外にいました。人馴れしている猫は触れ合えてなかなか良いものです。次に来る時も逢えれば良いなあ。